こんにちは。
11月24日の区議会議員選挙を終えて、香港の雰囲気がちょっと明るくなった気がします。
私はまだ7年間香港に住んでいないため、永住権をもっておらず投票権がないのですが、今回の選挙はものすごく行方が気になってました。
結果は、日本でも報道されていると思われますが、こちら。
投票率は71.2%、
452の議席のうち、民主派が388議席を獲得!
(議席の86%が民主派に)
※メディアで親中派と言われてるのが建制派
11月25日には、私の近所でも、祝賀パーティーみたいなのがマンション下の広場で行われ、お祝いムードが漂っていました。
でも、これは区議会議員選挙なので、
行政長官を決めるときなどに、このままの比率で意見が反映されるかというと、そうではありません。
一般的に、区議会議員さんたちは、
「高齢者のために、〇〇のバス停に椅子を増やしました」
「バス路線を追加しました」
「〇〇公園に遊歩道を増やし歩きやすいようにました」
など、地域密着のお仕事をします。
実際に行政長官選挙のときは、
行政長官を選ぶことのできる議員のうち、
区議会議員が参加できる枠はたったの約1割…だそうです。
でも、地方選挙にせよ、今までの比率から逆転するってすごいことですね!
今の香港の人たちの声が反映された結果ですね。大きな第一歩です。
平和に戻りますように。
しかし、デモは続きます。
今日は、
他にも、
デモや集会が行われるのは全く問題ないですが、
けいさつとの衝突が起こりませんように…祈るばかりです。
ぐちゃぐちゃになった香港を見て、
デモ隊が悪い?けいさつが悪い?
みたいな話がよく出ますが、
元はと言えば、市民の意見を全く聞かなかった政府に一番問題があると思います。
けいさつも信用できないですが。
ちゃんと政府が聞く耳を持ってくれていたら、
香港、こんなぐちゃぐちゃには荒れなかった。
今の香港のトップはまるで、
会長にイエスマンになりすぎて、
会社をまとめられない社長。のような感じ…。
でもきっと、本人の意思とは関係なく、イエスマンにならないといけない立場なんだろうなぁ。
複雑。
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