映画「人間失格」を見てきました。
太宰治の作品は、
中学生の頃に「走れメロス」を読んだことがありますが全然好きになれなくて、
むしろ嫌悪感すら抱くほどでしたが、
沢尻エリカが好きだから消されちゃう前に…と思い観に行ってきました。
蜷川実花の作品(写真・映画)は、
好きか嫌いかでいうと好きに入りますが
ファンとまではいかない程度の好きです。
映画は面白かったです。
「書くためなら何でもやる」。太宰本人がそういうスタンスを本当に持っていたかどうかはわからないが、他者からそう評価されただけなのかもしれないが、もし本当だとしたらプロフェッショナルすぎて、恐ろしい。
しかし、ここまであらゆるものを犠牲にしてまで作品を書き上げるなんて、ある意味尊敬もできる。でもやっぱり恐ろしい。
映画の中では先生先生呼ばれてたけど、
もし彼が現代に生まれてきていたなら、
生きる時代が違っていたなら、
評価されるどころか危険人物扱いで干されていたのでないか、と思ったりもしました。
人気作品を世に生み出し名だたる作家たちと交流する、華やかな世界がある一方で、
実際は自分を見失い、いつも生きるか死ぬかぎりぎりの、苦悩にもがく人生。
そんな人だったのかな。
それから、監督が蜷川実花だけあって
随所随所に彼女のカラーが満載の映画でした。
色の使い方が惚れ惚れするほど美しい。
(冬の北風ビュービュー吹いてる外のシーンで、音だけすごくて、どうして服とか髪とか木が揺れてないんだぁぁ~~~!! とか思っちゃう場面もありましたが)
で。映画を観終わったあと、
太宰治という人物についてもっと知ってみたくなり…
走れメロスは嫌いだったのに
改めて彼の作品を読んでみたくなって
Amazonでいくつか買ってしまいました。
もちろん、人間失格も。
Amazonって、
1週間くらいで香港に届いちゃうんですね!
(書籍10冊くらい)
思っていたより早くてびっくり。
しかも注文したときは海外送料無料セールやってたので
配送料ゼロでとてもラッキーでした。
本の感想はまた今後書きます✐
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